2017.3
 

 


File number018

あの有名な「捕まった宇宙人」の真相!!
空飛ぶ円盤に乗っていた宇宙人

情報の出所は1950年頃、西ドイツの新聞に掲載されたという。

諜報部員らしいトレンチコート姿の男性二人に手を引かれているが、メキシコシティー付近に墜落した空飛ぶ円盤に乗っていた宇宙人と言われている。
UFO番組には必ずと言っていいほど、よく出ていた写真だ!
年配の方は一度は見たことがあるだろう。

トレンチコート姿の男性は、アメリカのFBICIAとも、または旧ソ連のKGBのエージェントだと語られた。
それ以上の詳しい情報はわからなかったのである。

しかし、この写真はどこか不自然なのだ。

女性達の足の位置がおかしい。
宇宙人の足の影がじゃましてよくわからないが、向かって左の女性の左足が無い
右の女性は頭の位置からして左の女性の後ろにいるのに、足だけが前に出すぎている。

宇宙人の顔も仮面をかぶっているように見える。
人間の顔を宇宙人とされるものに貼りつけたのがよくわかる。

この写真には、「UFOには2人の宇宙人がいて、1人はすでに息絶えていた」、「亡くなった宇宙人の体はアメリカのライトパターソン空軍基地に運ばれ、冷凍保存されている」や「調査のためドイツに送られたらしい」など多くのエピソードがささやかれた。

女性の顔がメキシコ人らしくない、メキシコシティー付近なのに着ているものが真冬の服装だ。
宇宙人のブーツがぶかぶかで、今にも脱げそうにみえる。

メキシコシティー付近に墜落したのになぜアメリカの新聞じゃなくて、ドイツの新聞に載ったのか?
掲載されたドイツの新聞は・・・・?

この写真は、長年にわたって謎と話題を振りまいてきた 。

●宇宙人写真の元ネタが特定された!!

半世紀以上前のドイツの週刊誌「Neue Jllustrierte(ノイエ・イルストリーアテ)」に掲載されたエイプリルフールのネタだったことが判明。
※「Neue Jllustrierte」1946年-1966年

このことを報じたのは不思議な写 真の検証などを行っているドイツのサイト「forgetomori(フォゲットモリ)」だ。
その真相は、情報源がドイツの新聞ではなくて、1950年3月29日発売のドイツ・ケルン市の週刊誌「Neue Jllustrierte」4月1日号、3ページに掲載されたエイプリルフール用に作られた記事だった。

元ネタは、ドイツのフォト・マガジン「Neue Jllustrierte」の1950年April Fools版
表紙に赤い見出しで4月1日号の文字が!


週刊誌「Neue Jllustrierte」4月1日号の3ページ。

火星の人々!
アリゾナ州の砂漠からの特別レポート

というタイトルで特集が組まれている。

1950年3月21日、21時45分、アメリカアリゾナ州の有名なモニュメントバレー:「空飛ぶ円盤」
アメリカののジェット機が数週間にわたって謎の飛行物体を追跡していました。
写真の中には、夜の空に白い縞模様のような「円盤」の光路だけが写っているものもありました。
この円盤は、他の飛行物体に遭遇すると突然方向を変え、上昇してかわすことができる。
方向転換の瞬間に、円盤が空中で一時停止したので、D.Ussel軍曹(第13空挺部隊)が対空ロケットで攻撃したところ、円盤は巨大な花火のように破裂し、約20個ほどの銀色に輝くカプセルが地上に降り注いだ。

22時10分、「デスバレー」からの報告:「不気味な侵略を観察する」
カプセルの発射地点から半径150km以内の全員が待機態勢を取った。
陸軍省に届いた報告書によれば、「最初は青白いライトが見え、そして人影が明らかに戸惑うように動き回っていた。 滑るように動くその様はまるで水中のダイバーのようだった。」

  銀のカプセルが破裂すると、最初の火星は捕獲されました。
アリゾナ州フェニックスの目撃者G'Manの証言によると、「私はすごい瞬間に立ち会ったことに気付きました。
人類の存在以来初めて、地球人が宇宙からの訪問者を見たのです!しかし、私は同時にショックを受けました。
このアルミニウムのような人は絶望したようでした。
彼の体は光沢のあるアルミ箔のように光る服で覆われていました。」
フェニックスの天文台は、この服は宇宙線から身を守るためではないかと推測した。

銀科学は新しいパズルに直面する:「火星の文字」。
暗号のスペシャリストは、それが普通のアルファベットか、あるいは鏡文字で書いているかを調べています。

大きな驚き:火星はわずか70センチメートルです。
陸軍省の発表によると、「生物が火星から来たかどうかは明らかではないが、唯一確信できるのは、太陽系もしくは近隣の星の惑星から来たことである。」
陸軍省はさらに「我々の写真は…」と続けた。
「…唯一の本物であり、世界中の報道機関に出回っている安っぽいニセモノに対して警告をする。」

●フォト・マガジン「Neue Jllustrierte」は、翌週発売の1950年4月5日号(43ページ)で「本誌は3月29日の4月号において、読者に対してイタズラをしました。火星人着陸は作り話です。D.Ussel軍曹(Dussel)は実在しません。火星人はスケートのグループ、Lidstonesのメンバーでした。」とネタばらししていた。


この「捕まった宇宙人」情報の出所が西ドイツの新聞ということで、誰もフォト・マガジン「Neue Jllustrierte」を調べようとしなかったのが、真相の発見を遅らせたのではないだろうか?
ちなみに、火星の文字とされたものは、逆さまにしてみるとドイツ語で
Die Erde gefallt uns nicht.
Wir mochten wieder nach Hause.
(我々は地球が嫌いだ。家に帰りたい。)」と書かれている。